Midjourney&ChatGPTで「絵本のキャラクター」を作ろう!

AIえほん作家の中村あすみです!
私は「絵本なんて、絵が上手く描けないと作れない!」と思って、挑戦する前から諦めていました。
ですが、ある日生成AIと出会い
知識ゼロからAIを活用して絵本を制作し
Kindleから出版することができました!

ステップ1ではChatGPTを使ってテーマ・コンセプトを決め
ステップ2では「空を泳ぐイルカ」の物語を一緒に作りました。


そして、今回はいよいよその物語に“命”を吹き込むステップで
キャラクターと絵柄を具体的に描いていく作業に入ります。

絵が描けない私に、絵本なんてムリ・・・
少し前まで私もそう思っていました。
でも、今は画像生成AIの登場によって
誰でも絵本の世界を形にできる時代がやってきたのです!
今回の記事では
ChatGPTと画像生成AIのMidjourneyを使った「絵本キャラクター」の作り方を
紹介していきます!
生成AIを使って絵本キャラクターを作ってみましょう!

まずはAIえほんを作ってKindle出版するまでの
全体像と今回の記事はどこのパートなのか?を確認しましょう!

- テーマ・コンセプトを決める(ChatGPT)
- 絵本のストーリーを作り込む(ChatGPT)
- キャラクター&絵柄を決める(ChatGPT,Midjourney)◀️今回はココです!
- 絵本のイラストを生成する(ChatGPT,Midjourney)
- Canvaでレイアウト&編集(Canva)
- Kindle出版の準備を行う(ChatGPT)
- ゴール:Kindle出版

Midjourneyとは?
まず、AI絵本制作で使用するMidjourney(ミッドジャーニー)について説明します。
Midjourneyとは
「こんなイラストがほしい」というイメージをテキストで入力するだけで
その内容にあった高品質な画像を生み出してくれる画像生成AIです。
たとえば
- 絵本のように心温まるやさしいタッチのイラスト
- 幻想的でアート風な表現、人間の想像を超えるような構図
- そしてまるで本物のカメラで撮ったかのようなフォトリアルな画像
などなど
自分の頭の中にある世界観をイメージそのままに形にできる
夢のようなツールがMidjourneyなんです。

AIえほんにぴったり!Midjourneyイラスト例
Midjourneyでどんなイラストを作ることができるのか?
作品例をいくつか紹介します!

絵本に出てきそうなキャラクターが一瞬で出てきました!


非現実的な世界観も簡単に作ることができます!

キャラ作りに必要な3つのポイント
Midjourneyで画像生成を始める前に大事なステップがあります。
それは「キャラクター設定」です。
Midjourneyは優秀なAIですが
「イルカの絵がほしい」と伝えただけではイメージ通りの
イラストが出てくることは、まずありません。
物語の世界観ぴったりの主人公を作るために必要な
キャラクター作りの3つのポイントについて解説します。
①性格や特徴
キャラクターの個性を伝えるうえで
まず最初に考えたいのが
「このキャラクターはどんな性格なのか?」ということです。
今回のテーマである「空を泳ぐイルカ」も
「好奇心あふれるヤンチャな性格」なのか?
「臆病で夢見がちなのんびりやな性格」なのか?で
まったく違うキャラクターになってしまいます。
Midjourneyでキャラクターをうまく描いてもらうには、
“どんな子なのか”をしっかり考えてあげることが大切です。
性格や特徴がぼんやりしていると、イラストにもブレが出てしまうのでここはしっかり考えましょう!

②世界観・背景・暮らしている場所
次に考えたいのが「物語の舞台」です。
キャラクターが「どこでいきているのか?」によって印象が大きく変わります。
例えば
- 雲の上の島
- 星空の川
- 虹色の海
など、背景をしっかりと設定すると
物語の世界観を生成する画像にしっかりと落とし込むことができます。
物語の舞台=物語の世界観として、キャラクターと同じくらい大切にしてみてくださいね。

③絵柄・タッチを明確にする
絵本全体の雰囲気を左右するのが
「どんな絵柄・タッチで描くか?」ということです。
Midjourneyでは「手描き風」から「現代アート風」まで
どんなジャンルの絵柄でも作り出すことが可能です。
ですが、万能なAIであるがゆえに
しっかりと「絵柄」「タッチ」を決めておかないと
物語の軸がぶれてしまうことにつながります。
いろんな作品や絵本に触れて
自分の好みの絵柄やタッチを見つけましょう!

Midjourneyで理想のキャラクターを生成する方法

こんなキャラクターがいいな!ってイメージはあるけど
言葉にするのが難しいです
そんな時はChatGPTの力を借りて「キャラクター設定」を一緒に整理してみましょう!

- キャラの性格や口ぐせを考えてもらう
- 世界観や背景をふくらませる
- Midjourney用の英語プロンプトを整えてもらう
実践編
以下のように指示すると
初心者でも思い通りのキャラ設定ができます。
「空を泳ぐイルカ」の主人公を作りたいです。
やさしくてちょっと臆病な性格で、空の雲に住んでいます。
アンティーク調の絵本に登場するような魅力的なキャラクター設定を考えてください。
Midjourneyで使える英語のプロンプトも一緒に出してください。
では、さっそく
どんな内容が提案されたのかを一緒にみていきましょう!

こんな内容で提案してもらうことができました!

a gentle, shy sky dolphin with translucent wing-like tail, turquoise and silver tones, swimming through vintage-style clouds, illustrated in an antique storybook style, soft faded colors, pencil and watercolor texture, star map patterns on the back, nostalgic atmosphere, detailed linework, children’s illustration

まとめ
たとえば、少年ジャンプの名作『デスノート』では、「原作」と「作画」が分業されていましたよね。
それぞれの得意分野を活かすことで、唯一無二の作品が生まれました。
同じように、生成AIも“分業”がカギです。
AIにはそれぞれ得意・不得意があり
組み合わせることでお互いの強みを引き出すことができます。
- ChatGPTは、ふわっとしたイメージを言葉にするのが得意
- Midjourneyは、言葉をもとに高品質なイラストを生み出すのが得意。
この2つを組み合わせれば、あなたの頭の中のキャラクターが絵本の主人公として誕生します!

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